よんぱちメモ[2013/02/08放送分] メンタルトレーナー : 西田文郎

メンタルトレーナー : 西田文郎 「驚きの赤ちゃん脳」

●赤ちゃん脳 赤ちゃんはマイナスのデータが入っていない。立つという目標に向かって、何回もチャレンジして立てるようになる。 おとなになると失敗を繰り返すことでマイナスのデータをためてしまい、チャレンジしても無理となってしまう。だから赤ちゃん脳になれるとなんでもできる脳の状態ということ。

扁桃核(へんとうかく) 脳の部位 感情の脳は快になったり不快になったり振り子になっている。 仕事として物ごとの好き嫌いを判断する中心部分。他人にあって好きか嫌いかを判断するのに最初に判断する。嫌いという感情になると、思考はあとから嫌いという前提の思考がはいる。

不快を快に切り替えるスイッチを入れられればいつもポジティブになる。このスイッチはトレーニングで行えるようになり、スポーツ選手はこれを鍛えている。

赤ちゃんは不快になっても扁桃核が快になるようにもっていくことができている。

●赤ちゃん脳にするには・・・。 大人の場合は、記憶が長期記憶に否定的なものが沢山入っている。マイナスのデータが出てきてしまったら、あらかじめ防御系を作っておく。快になるようにする。 不快になったら、自分の好きなモノ・コトをイメージするようにする。 嫌いな人に説教されたら、自分の好きなものをイメージすると、呼ばれてもすぐに不快をリリースして快に切り替えられる。

●条件付けでポジティブスイッチを入れる 動作で「なし!」って指をぱちんとすることで不快を忘れるという条件付けをしておくと、この動作で不快をリリースすることができる。

この振る舞いは、小脳に植えつける。音(なしっ!という)と動作(パチンとする)を組み合わせるといい。

●落ち込みやすい人 落ち込む人は脳が優秀で敏感なため嫌なことが見えすぎて嫌なことに気がついてしまう。 落ち込んでしまうようなら自分の脳が優秀であるからだと思うと良い。

●心配性な人 これも脳が優秀過ぎる。必要以上に心配する人は、問題点が何かをチェックする。具体的にどこが問題点かを掘り下げる。漠然と考えると心配になる。

●雑な人 ビジネスでは良くないが、普段はおおらかである。雑な部分を指摘することが大切で、それをすることで問題点を明らかにする。見逃すとそれが平均になってしまう。 日常の思考の訓練で、改善する。例えば、タイムマネジメントなど。ちゃんとしたルールを作ると、脳がルール化して改善されていく。待ち合わせに11時前に集合とするよい、10:57にいるからねというと具体化されて守ろうという意識が刺激される。

クレド(脳のデータを効率的に書き換える) 朝起きた時にプラスの入力をする。朝クレド。 夜寝る前にプラスの入力をする。夜クレド。 感謝を具体的に。「今日一日、仲間と仕事ができてありがとうございました」とする。 神棚はその仕組で考えてもいいプロセス。朝夕、神棚に感謝をするクレドを実行していることになって良い。先人の知恵。