ゴミの捨て方で職場での好かれ度とかわかる

わかるというか、わかる気がするというだけ。

ゴミって自分が捨てた後、それを回収する人がいて、回収されたそれを処理するといった具合に処理が完了するまでのプロセスにいろんな人がかかわる。

たとえば、マンションのゴミ捨て場は、最初はなかったのだけど、いつからかダンボールの捨て場に『ビニールひもで縛って捨ててください』という張り紙が貼られるようになったりする。みんなが捨てるのでワサワサしてしまうのも良くないし、大量に積み重なったばらばらのダンボールって、回収する人はトラックに積むのが大変なんだなと察っせる人がいる。誰かが困るから張り紙がされるのでしょう。 何枚かで縛ってあれば、回収する人の手間も省けるから協力して欲しいということではないか・・・とか。

その張り紙をみてもお構いなしに大量のダンボールをワサワサ捨てる人はいまだにいて、逆にちゃんと縛って捨てる人も出てくる。張り紙でそう書かれているからと、特に何も考えずに縛って捨てるようにする人もいるだろうけれど、回収する人のことをイメージして回収しやすいようにってやっている人も実際いる。

そういうイメージができる人って仕事もそういう仕方をするなって見ていて感じるようになりました。 僕は製造業で働いたことがないので知らなかったのだけど、製造業では『自分のお客さんは自分が担当しているラインの次のラインの人達だ』と教えこまれているって聞いたことがありました。

つまり、次の人のことを考えて自分の仕事をしっかりやり、次の人が仕事をしやすいような気遣いをその中に含むことは大切という事。そういう人って、仕事が丁寧で早く、次のラインの人たちからの信頼も厚いなって思うようになりました。

次にそれに関わる人のことをイメージできる人は、仕事ができるなってことです。 普段の生活の中でゴミ捨てなんて小さなことだけど、こういうところで次の人をイメージできる人は、仕事ができて職場で周りの人から一緒に仕事をしたいと思ってもらえるような人だな・・・って。