国家戦略って各国の事情を把握しながら見ていくと面白いね

飲み会の席で海外の事情に詳しい人に聞いたのだけど、やっぱり国の人口と国力は完全な比例関係にあるとも言い切れないけれど、国力に大きく関係するものではあるらしい。



そんな話を聞いてる中で初めて知ったのだけど、スイスって国も小さいし人口も少ないから、その大前提を受け入れて国としてどうしていくかって考えた時に、教育に力をいれて優秀な人材を作り、その人たちを世界各国に散らせていくことで、各国の重要なポジションにいたりするらしい。



面白いなーと思った。



今まで知っていたのは、 オーストラリアが人口が今の日本みたいに減っていく一方で国力も弱くなっていくことを危惧し、そこでとった戦略が移民だったということ。だからオーストラリアはいろんな国の人が入り交じる今の状況になったらしいということ。



シンガポールは、スイスと同じ小さな国で、教育に力を入れると共に、海外の優秀な人材が移住しやすいようにいろいろと手当をし、あちこちの頭脳を集めているということ。ただ人口を増やすのではなくて、優秀な人の人数の割合をあげるという戦略みたい。



そういえば、アメリカは今やメキシコからの不法移民が相当な数らしい。全部を取り締まり切ることもできないくらいで、ヒスパニック系の人々が今後どんどん増えていく感じみたい。だから元々いる白人で手に職なくてブルーワーカーの仕事を探す人はどんどんヒスパニック系の人に仕事をとられるから大変じゃないかっていう。日本の中国人の話しとかに似てるな・・・どこも同じような事情抱えているんだな・・・と思うんだよね。