Boyの卒業式に行ってきた(小学校)

Boyの小学校の卒業式に行ってきた。あっという間の6年間だったように思う。全然きれいなランドセルは本当に6年も使っていたのだろうかと思うほどで、少し前に土屋鞄に買いに行った感じがするくらい。 僕が小学校卒業時のランドセルはそれなりにボロボロだったような気がするけど。

でも思い返せば、確かにいろんなことがあった6年間だったし、たくさんBoyの想いに耳を傾けては一緒にいろんなことを考えた。たくさんの話をお風呂に入りながらしてきたと思う。

卒業式はとても素敵な卒業式だった。幕張ベイタウンは育児にかなり真剣な親御さんが多い地区だと思うし、学力的にみても他の地区の2倍程度の人数の子たちが、私立受験にチャレンジする。ついつい学力的な方に目が行きがちな地区かもしれないけれど、挨拶がきちんとできたり、所作や礼儀がきちんとしている子が多いのもこの地区の特徴だと思う。

僕らが小中学生の頃は、卒業式などで歌っても声は小さいし、お世辞にも素敵な卒業式ではなかった記憶がある。Boy達の卒業式は6年生も5年生も大きな声で歌を歌うし、別れの言葉も大きな声をだして素敵な内容のメッセージを暗唱していた。 とても素敵な卒業式だった。久しぶりに素直に涙が溢れてくる場所に身をおけたなーと思う。

そういう児童が多いのは、幕張ベイタウンに住む大人たちの育て方や、地区の社会性の影響も大きいと思うけど、なにより先生が素晴らしいのだと思う。時々ニュースで不適切な先生の事件はあるけど、ほとんどの先生は素晴らしくて、日本の小学校の先生のレベルは高くて、頑張っているのではないかと思う。

担任の先生は最後に、「人のココロの痛みがわかる人間になってください」とBoyたちに言ってた。僕も本当にそれが大切だと思う。Boyの中にそういう人間性が育まれるように意識して育ててきたし、その点については今のBoyは僕の期待したところに辿りつけている。そこはもう僕が何も言わなくても自分でより伸ばしていけるようになってると思うので、次に僕が手を差し伸べるのは「自分の箱から出る作法とその大切さ」。

美浜打瀬小学校のみんなで育んできたもの全てで表現した素晴らしい卒業式だったよ。 いつもありがとう。生まれた時から少しも変わらず愛しているよ。これからも見守っているからね。