偏差値教育に親は振り回される

子供が大きくなってくると、教育について色々考えるようになってきました。日本の教育は未だに偏差値主義だと思ですが、偏差値を一つの指標として採用するのは良いとしても、未だに他の要素を教育の場で子供たちの可能性を探る指標として採用されていないことに疑問を感じています。

学生時代を経て、社会人となり20年近くたった今、振り返ると日本のトップクラスの大学を出ているからといって、社会人としてどうかというと、学歴とは全然関係ないのだなぁと頻繁に思います。

受験教科のテストで高得点を取るということ以外に、自分から好きな事を見つけ出してそれを継続して追求する能力や、周りの人との効果的な協力の仕方ができることによって素晴らしい結果を出せる能力、手を使って実体験することで磨かれる能力(プログラミングとかはこの部類と思う)などの判定で、社会に出てから実践で効果的な能力にもっとフォーカスしたバラエティ豊かな教育にすれば良いのにと思うのです。

受験教科以外の部分で優れた能力を持っている人は沢山いるのに、なかなか上手に発揮させることができない人も多かったりしますよね。

育児をしていて机上の勉強より、実際に触れて能力を磨くアプローチの方が、センスがあるのだなぁと感じているのですが、そうとはいえ、今の日本ではペーパーテストの得点をあげて偏差値をあげないといけないので、親としても不本意ではあるのですが勉強に集中するように強く言ってしまいがちなんですよね。

そうは思っても、ぐっと口にするのをこらえて、黙って見守ることも大切だし、子供にとって負担になり過ぎない程度のプレッシャーを与えることも大切だし。ほんと、親って大変ですね(^-^; 追記:Twitterで僕の言いたいことを茂木先生が言ってくれてるのを見つけました☆ 茂木健一郎(@kenichiromogi)さんの連続ツイート第602回「ようこそ、偏差値のない世界へ」