山口美江急逝に思ふこと

人生は短い。今日は何事もなく過ぎ去っていって明日がやってくる。毎日は当たり前のように過ぎ去って行くけど、その中でほんの少しの特定のことを毎日続けている僕がいるかもしれないし、何も考えずただただ日々の流れにただ乗って流されている僕がいるかもしれない。どちらの習慣を選んで毎日に軌跡を残していくことで少し先、ずっと先の僕の姿は大きく変わるよね。

今は何の病気もしていないけど、突然明日急逝するかもしれないし、僕にとって大切な誰かがそうなるかもしれない。それなら、毎日今いる自分や大切な人に感謝を込めることは悔いを残さない人生を送るためにも大切なんだっていつも思う。

思えば、先日書いたブログの中で書いた、僕が子供たちにいつも「愛してるよ」「産まれてきてくれてありがとう」は、子供たちが生まれた時から明日どうなるかわからないから、いつでもずっと伝えていこう、言葉で伝えないとちゃんと伝わらないんだって思ったことから始まった習慣でした。

身近な人や友人が亡くなった時、僕はいつも神様が毎日に感謝して悔いの残らない生き方をし、人生を謳歌することをしっかり見つめなさいって言ってくれているんだって思ってます。

他人ってどうしているんだろうって思ったことがありました。それは自分という存在を認識するためにいるようです。他人の振る舞いで不快に思ったり嬉しく思ったり、自分のいろんな感情が現れますよね。その時、あ、自分はこういうことをされると嬉しいのか、楽しいのか、哀しいのか、ということを認識できる。他人がいてくれるから自分はどういう人かを認識できるのです。

まだ若い山口美江が急逝して僕が感じたのは、人生は短いということ。だから自分が今生でやりたかったことをしっかり見つけて理解して、どんどんそれをやって、そして人生を謳歌しなさいというメッセージでした。

photo credit: AlicePopkorn via photopin cc