他人の振りをみて自分の中の「普通」と比較しない方がいい

「普通」の基準って、全部自分の生活や振る舞いのパターンからできます。たとえ自分の周りの人が自分と同じ意見でも、それが普通ではありません。類は友を呼ぶなので、自分と似たような人が自分の周りにいるだけなのです。

自分の意見を通したい時に、「みんなもそう言ってるよ」という人を見かけますが、大抵そのみんなとは周りの2~3人程度でしょう。w

僕達は、この世界にすごい数の人間がいることを忘れてはいけないですし、似たような人が集まる仲良しグループも相当な数があり、すべてのグループにとって普通の基準が違うのです。

それに気がつくと、あー、いろんな価値観や判断基準があるんだなーということがわかり、相手を許すことができるようになります。自分が信じている普通の基準が強くある人は、その基準と違う価値観の人をみると、「あの人は非常識だ!普通はこうするでしょ」と腹を立てるのです。

驚くような価値観を持った人に会うこともあるでしょう。でも、その時は自分の中の普通で相手を評価するのではなく、新しい思考パターンの人みっけ♪くらいに受け止めるといいと思います。

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