違う景色の見えるところに移ってみるのも悪いことではない

もし、自分の周りに決定的に自分と合わない人がいて避けようがなければ、その場を去ることも大切。逃げるだけではなく、そこはあなたのいる場ではないよ、という暗示なのかもしれない。ココロの声をよく聞いて次の場所に移る決断をするもよし。次の場所は遠いところとは限らない。

ちょっととなりに移っただけで、見える景色はすごい変わることもあるから、いろんな選択肢を見つけられる自分でいること。

逃げるのは良くないと決めつけて苦しいところに自分を追い詰めないこと。逃げるのではなく、導かれているのだと捉えるだけで良い。移る度に苦しめる他人が減っていくかもしれないでしょう。実際、そんな人がほとんどいない場所にたどり着いたら、きっとそこがあなたのいるべき場所。

その時、どれだけの人たちからThanksをもらえるようなことができるだろう。

まずはたどり着くこと。

でも移っても移っても自分を苦しめる人にばかり出会うなら、きっとあなたが自分を変えなくてはいけないステージにいるはずだから、それに気づいたら今の価値観を壊して作りなおすこと。

価値観を壊すとは、「普通こうするでしょ?」「~であるべきだ」など、断定や脅迫を与える思考パターンを全くなくすこと。「普通~」とか「べき」は、一方的な価値観から発せられる。いろんな価値観や考え方の人がいるのだから、普通なんてこの世に存在しない。

一度、この手のことを海外の友人に、どうしてそんなことで悩むんだ、自分のやりたいようにやればいいし、嫌なことを無理にしなくていいじゃないかといわれたことがある。

日本人がまさに悩んだりストレスに感じることって、海外では割りとない。世界の人は自分を大切にするからなんだよね。日本人は、周りの目を気にしたり、本当はやりたくないのに雰囲気でやらなくちゃいけない気がしてきたりで、ストレスを抱え込む。大切にすることの優先順位は自分が一番のはずなのにね。

自分のことを大切にして、自分を好きになれないと、他人に優しくできないなって。

自分を大事にするとは、他人に迷惑をかけてもいいということじゃない。必要以上に周りの方に気を使いすぎて自分が嫌なことまでする、という次元まで行かないようにすること。

自分が受け入れられるところまでは、他人のためになることをやる。そんな姿勢が自分を大切にするということ。